フランス旅行日記2日目

明日から宿が変わるのでインターネット接続環境があるかどうか不明。出来ればネット環境が欲しいが、、、、

徒歩日記

シャンティイ競馬場に行くかルーブル美術館に行くかで悩んで、ルーブル美術館を選んだ俺はヘタレですorz

宿をバスティーユ(Bastille)周辺にしていたので全て徒歩。
まずバスティーユの塔みたいなのがある交差点まで歩き、地図を見たらノートルダム大聖堂とかいう観光名所があるらしいので、そっちへ。

この時点で午前10時。

バスティーユ交差点から西にちょっと歩いて、景色の隅っこに大聖堂が見えてきたところで南(見えた方)へ。セーヌ川を渡ってしばらく行ったら大聖堂裏の公園に。そこを抜けて大聖堂の正面に出たら観光客が山のようにいた。
中国人から2回ほど記念写真のカメラマンを頼まれる。ま、話しかけられてもこっちは日本人だから中国語はわからんかったけど。別の人がやっていた「イー、アル、サン!」ってのを真似して写真を撮ってと。
結局、大聖堂には一切入らずに広場の一番遠い所で大聖堂をじっくりと眺めながらタバコを一服。フランスは本当に路上で平気で吸うねぇ。
んで、もういっぺんセーヌ川を渡って道を東北東に。八百屋でフルーツの買い食いをしつつ歩いていると、ルーブル美術館が見えてくる。徒歩で行ったら裏側にたどり着いて全然人いないなぁ、、、とか思いつつ、小さな公園で桃と生プルーンを食う。うまい。歩きながら食べていたよくわからない果物は渋みが強くてなんとも、、、これが一番高かったのに、、、

この時点で午前11時。

落ち着いたところで裏に回ったら(一般的なルーブル美術館正面)、またしても観光客が山のように、、、そしてここでも、中国人から記念写真カメラマン依頼が。しかし今回は美人だったので良し(何がだ)。「イー、アル、サン!」。その中国人にどこから入ったらいいのか聞いてピラミッド型の入り口に入る。
入り口では金属探知機検査。数分待ち。チケットは自動販売機。これも数分待ち。8.5ユーロ也。無料で置いてある簡易案内書は各国言語勢ぞろい。日本語版もある。すばらしい。
何も調べずに来たけれど、とりあえずトランプだけは買わなければ。目の前で売っていた6ユーロのショボいトランプと、お土産専門店みたいなところに置いてあったダビンチコードとか書いてある8.5ユーロのトランプをゲット。
んで、、、後は中に入って、ゲージツ品を黙々と6時間に渡って見続ける。。。

一番大きな感想としては、ただひたすら広い、広すぎる。来るまでの一時間半のウォーキングは完全に裏目。美術館内を周るのは本当にきつかった、、、
後は、有名なのとかカッコイイのとかが結構隅っこに置かれている感じがした事か。日本の美術館みたいに人垣で順番待ちをしないと見れなかったのはモナリザだけだった。
ルーブル美術館に来るまではアジア人といえば中国人にしか会わなかったのに、この美術館を回ってると、しょっちゅう日本語が聞こえてくるのな。

おお!っと思ったもの
  • ギリシャの壷各種。描いてある絵がかっこよかった。
  • ミロのビーナス。後ろから見ると半ケツ。よくわからんがエロイな
  • 古代イラン。渋い。かっこいい
  • イスラム。なんつーか派手。武器がかっこいい。
  • 古代オリエント、エジプト。略奪感満載
  • 絵(名前がわかるもの)
    • ミレー。農民っぽいの4点ほど。小さい絵だけど良い
    • ジョルジュドラトゥール。イカサマ師。凄いわざとらしさが最高。
    • レンブラント。牛かなんかの解体した絵。ぬお
    • ハルスの絵。おっちゃんとおばちゃんの2点。以前写真で見たときはおばちゃんの方が良い絵に見えたが、実物をみたらおっちゃんがかっこよかった。
    • クラナッハ。ロリ専門家だと思い込んでいたが他の絵もちゃんとあったw
    • フェルメール。2点見た。地球儀に手をかざしてるおっちゃん
  • 名前のわからんやつら
    • 静物画でエイを解体している奴。迫力あるなぁ
    • 高速で写真を撮る技術が無かった頃はウマは前足二本をそろえて走る事になっていたってやつ。ネタ
    • 水の上に女性が浮いて死んでるっぽいやつ。大物の隣だった気がするが迫力があった。
    • 月夜の風景画。左に月があって右下で人が焚き火をしているの。近くで見るといかにも油絵なんだけど、ちょっと離れると月がリアル。